詩・短歌・コラム

詩人にとって、言葉は凶器になることも出来る。私は言葉をジャックナイフのようにひらめかせて、人の胸の中をぐさりと一突きするくらいは朝めし前でなければならないな、と思った。
だが、同時に言葉は薬でなければならない。さまざまな心の傷手(いたで)を癒すための薬に。
・・・・・・・青春の名言(寺山修司)